シーン①
ぼんやりと電灯が照らしている地下通路を歩く女性。外からの光は一切入らず、昼か夜かも分からない。通路には女性以外人影なく不気味な雰囲気。少し慎重に歩いていると歩く先からフードを被った人影がこちら目指して歩いてくる。明らかに怪しくて踵を返すと後ろから追いかけてくる気配。慌てて走り出す。いつのまにか知り合いらしい男性が合流して一緒に逃げている。まっすぐな地下通路を走るとT字路に行き当たる。左右の分かれ道の他に突き当りの壁、頭より少し上くらいの高さに排水溝口もある。いきなりの時間制限付き選択肢。なんか知らんけど男性が強引に排水溝を選ぼうとしてる、あのー下水道みたいな泥とか流れてるんですけど?マジで?押し込まれる女性。男性は囮役として左側の通路を走っていく。すでにべとべとに汚れたため、あきらめて四つん這いで排水溝を進む。夢の中だからか匂いは感じなくて助かる。さすがに追ってくる気配もなし。進み続けると少し先に上に出られそうな場所発見。到達と同時に頭上から日光が射す。這い出ると大きな校舎が周囲を囲んでいて、全校生徒がこっちを見て祝福している。ドッキリ企画だったらしく、大勢の人が集まってくる。その中に一緒に逃げた男性もいて、女性から近づき抱きしめあう二人。感動っぽいフィナーレ。
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